「3枠? よしっ!」。石倉洋行(42=福岡)の優勝戦12Rの枠順が決まった時の第一声だ。

石倉は前半6Rが3着、後半11Rを2着として、優出は確定させていた。あとは12Rの金児隆太の結果次第で、3枠になるか、4枠になるかという状況だった。後輩の米丸乃絵とレースを見守り、冒頭の力強いひと言になった。

「スタートはいつもより行けてないので自信がない。(優勝戦は)ゼロ台後半を狙って思い切っていきたい」とスタートに全集中し、攻める姿勢を見せる。

米丸の「ぎゃんとまくって勝ってほしい」という出身地の熊本弁を交えた応援を受け、9月びわこ一般戦以来の優勝を目指す。