注目の初日特選12Rは岩本俊介(38=千葉)が、緊張の面持ちで「深谷(知広)君の番手になりました」との初連係を明かした。深谷と岡村潤の地元勢の間に入る形になる。21年G1高松宮記念杯の初日特選では和田健太郎とともに、南関同士で別線勝負を挑んでいた。

「地元の(岡村)潤さんが『どう並んでも自分が3番手』と言ってくれたことが大きかったし、深谷も自力でやりたい、と。(深谷の番手は)ドキドキです。深谷にも、後ろの潤さんにも、お客さんにも迷惑をかけないように」と番手死守への意気込みを口にした。

G2ウィナーズCは出場できなかったため、前回から約3週間ぶりの実戦で「もう練習しかしていなかった」と笑う。何としても深谷の後輪に食らい付く。