石塚久也(41=埼玉)が、負傷復帰後の初優出を決めた。準優は安定板装着の2周戦。難条件の12Rで、3コースから鮮やかなツケマイを決めた。「たまたまですよ。少し風も収まってたし」と謙遜。それでも昨年のGW開催で顔などを負傷、今年2月に約9カ月ぶりに実戦に復帰しただけに、喜びひとしおの優出になった。

仕上がりは「成績がまとまっているし、初動のかかりはいいのかな」と及第点はつけた。現在はB2級。今年7月からも出走回数不足でB1級ながら本来はA1級の常連。「早くA級に上がれるように」。さらなる復調を見据えつつ、21年11月住之江以来の優勝を目指す。