星野しほ(23=東京)は、在所成績20位の前評判を覆し、デビュー戦の宇都宮で初勝利&決勝進出を果たした、勝負強さが売りだ。

今開催では、師匠の山崎充央との同時あっせんとあって「師匠と一緒の開催は、めっちゃ緊張しますね」とソワソワしながら、前検作業に取りかかっていた。

120期生として養成所入りしていたが、血液の病気が判明したため、休学を余儀なくされた。「養成所から、そのまま3カ月の入院でした。一時はお箸も持てなかった。でも、師匠が病気のことも勉強してくれて、リハビリのメニューまで考えてくれました」。復学試験を経て、晴れてデビューした宇都宮では、予2で初勝利。師匠、自分を信じてつかみ取った1着だった。

「合格するまで時間もかかったし、師匠にもお世話になった。今開催は、(山崎に)言われたことをやっていれば大丈夫だと思う」と、笑顔で意気込みを語っていた。初日はガ予1・7Rに臨む。