◆馬場貴也(39=滋賀)

弾丸日程をものともせず、地元びわこの最強支部長の威厳を見せつける。

25日まで徳山SGグラチャンを走り、今回のびわこG2秩父宮妃記念杯へ。それが終わると、7月尼崎G2全国ボートレース甲子園に参戦。この3節は、ともに中ゼロ日の強行軍を予定している。

それでも、選ばれたからには、完全燃焼の思いで臨む。SGはもちろん、秩父宮妃記念杯は地元の伝統あるG2、全国ボートレース甲子園も出身地の京都代表として負けられない。出場するからには、全てで優勝を狙うのみだ。

今年も黄金のヘルメット奪取へ、まい進している。5月までで2月住之江G1近畿地区選、3月常滑、5月びわこGW開催と、着実に優勝を重ねている。

22年3月の第65回大会、優勝戦は8メートルの強烈なホーム追い風で波高12センチ、安定板に周回短縮とまれに見る超難水面の中で行われた。そんな状況でも、4カドまくりを決めて優勝を飾った。あらためて最強支部長の威厳を見せつけた。

今回は白井英治や峰竜太、山口剛らSG級のメンバーがそろう。初日メイン12R「淡海ドリーム」は、もちろん1枠の座に就く。大会2度目の優勝へ、冷静かつ大胆に攻める。(おわり)