日刊スポーツ新聞社制定「第39回ボートレース年間三賞」表彰式が17日、東京・品川プリンスホテルで行われ、関係者40人が参列した。6年ぶり2度目の殊勲賞に輝いた毒島誠(41=群馬)をはじめ、敢闘賞の石川真二(54=福岡)、技能賞の桐生順平(38=埼玉)そして、史上初の夏冬女王となり、賞金女王に輝いた特別賞の遠藤エミ(37=滋賀)ら4人に、記念盾と賞金が贈られた。

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17年以来、7年ぶりの技能賞に選ばれた桐生順平は、黒縁めがねにネイビーのスーツで登壇した。「技能賞は選手冥利(みょうり)に尽きると言うか、自分の中では一番大きい賞をいただいたつもりです」と喜び、感謝を表した。

24年、最も印象に残るレースは「ボートレースダービー」と即答。3コースからの鮮やかなツケマイで、悲願の地元SG優勝を飾った。「全てがかみ合った」と会心の内容だった。12月の住之江グランプリでは惜敗2着。この悔しさを原動力に、25年は「うまいレーサーではなく勝てるレーサーになりたい」。今年は出場5節全てで優出し、3度優勝と結果を出している。

今年最大の目標はもちろん、2度目の“グランプリ制覇”。同時に「毒島さんの席を取れるように頑張ります」とリップサービス。うまさと強さに磨きをかけ、次は殊勲賞の受賞を見据える。

 

◆ボートレース三賞とは 日刊スポーツ新聞社が86年に創設した。公営競技の三賞ではもっとも歴史があり、殊勲、敢闘、技能に特別(主に女子から選出)の4部門がある。

殊勲賞 1節で優出した6選手にポイントを与える。17年までSG優出ポイントは9競走すべて同じだったが、18年から王者決定戦であるグランプリ優勝を100に。クラシック、オールスター、メモリアル、ダービーの4大競走Vを70にアップして集計。これらの合計点で決定する。

敢闘賞 年間連対(1、2着)回数を争う。グレード競走、一般戦に関係なく、どのレースの連対も同じ価値とする。連対回数が同じ場合は1着回数の多い選手を優先する。

技能賞 殊勲賞のようなポイント制ではなく、スタート力、ターン技術、ファンへのアピール度など選手の個性に着目する。

特別賞 主に女子選手の優秀者を選出する。