予5Rに出走する油谷蒼(30=兵庫)が、尊敬する先輩の躍進に刺激を受けた。愛知・豊橋で開催のG1全日本選抜競輪は、近畿勢が大挙6人も決勝に乗った。中でも、同県の村田雅一はデビューから20年で初のG1決勝の舞台となった。

油谷はラガーマンとして、第一線で活躍していた。大学時はU-20日本代表に選出された有望株。その後、競輪の世界に飛び込んだが、その時に面倒を見てくれたのが村田で、師匠の沢田義和とともに初歩から競輪を教えてもらった。「村田さんはアマチュアの育成にも、すごく熱心な方なんです。自転車を下りても、人間的に素晴らしい方で、選手になってからも、本当にお世話になってます。それだけに(決勝進出は)うれしかったですね」と笑顔を見せる。

昨年デビューし、負傷欠場もあって33回の出走で、わずか5勝。優勝もまだないが、「ここから頑張って上っていきたい」。恩師の躍進を機に、飛躍を目指している。