田村裕也(29=徳島)が崖っぷちからよみがえった。

昨年8月武雄で先頭員早期追い抜きの失格。ペナルティーで4カ月の欠場を余儀なくされた。今年1月に戦列復帰後も芳しくなく、代謝争いに巻き込まれる状況に「もう終わりかなと思った」と引退が頭をよぎることもあったが、今期に入ると成績は急上昇。前回の松阪では19年7月小倉以来となる「6年ぶりの優勝」までやってのけた。

防府バンクも、復活の足掛かりとなった。2月に参戦した時に「もう自力をやめようと決心したんだけど(2日目に)斎藤仁さんとワンツーを決めた」ことが、再び先行選手としての闘志を呼び覚ました。

こわもての風貌で強烈なキャラクターは競輪界に欠かせない1人。これからは、見た目だけではなくレースでも大いに目立つ。