雨走路で抜群の実績を誇る竹谷隆(53=飯塚)が、さすがの立ち回りで2連勝を決めた。内寄りのコースをしっかり守る、安定したレース運びで首位をキープした。

「たまたま雨が降ってくれたおかげ。スタートは出られそうになったけど、隙間があって入り込めた。ハンデが並んだら、スタートは厳しいと思う。本当はもう少しインコースを走りたかったけど、滑って乗りづらいので仕方ない。勝てているので悪くはないけど、ちょっと違う感じがするので調整を考えてみます」。同じ8R準々決勝戦Bを戦った選手も含めて周囲からは、さすがだね!と称賛されていた。その竹谷は、過去に3度の地元G1戦を制覇。5度のSGファイナルにも進出しており、通算勝利数は800勝に迫る。99年のオートレースグランプリ優勝戦は、浜松の伊藤信夫が日本レコードタイムの3秒284をマーク。現在も記録は破られていない。そのときの2着は竹谷だった。抱負を聞くと、「いつも通りに挑みたい。出たとこ勝負です」。飯塚地区のリーダー的存在として、後輩選手からは『竹谷アニキ』と慕われている。準決勝戦も気持ちを込めて全力で戦い抜く。