田中信一郎(53=大阪)が悲願の全場制覇に王手をかけた。

予選1位通過の絶好枠で登場した準優オーラスの12Rでは、5コースの前出達吉にまくり差されて万事休すと思われたが、2Mで差し返して逆転。肝を冷やしたが、優勝戦のポールポジションを守り切った。通算10000走、2500勝、そして福岡での全場制覇の3つが今の目標と言う。その1つを達成できる、またとない機会を得た。「今回はせっかく1枠やし、全場制覇ができるチャンスやと思う。あと1走、精いっぱい頑張ってみるわ」。

数々のタイトルを獲得したレジェンドが、新たな勲章を加えるべく、ラストピースをはめ込む。