【栄冠は俺が頂く!】

長崎県代表の桑原悠(39)が、4日目6Rを逃げてしのぎ、勝負駆けを成功させた。伸びる猛者らを封じる勝利に「ツイてました」と笑った。予選3勝、直近2連勝と準優へ弾みを付けた。

学生時代は野球、ソフトテニス、水泳をこなし、高校からは長崎伝来の「ペーロン」(銅鑼=どらや太鼓に合わせて船をこぐ競技)も経験した。多競技で運動神経と感性を磨いた。

ボートレーサーは3回目の受験で合格。102期として入所、卒業したことが何よりの縁になった。「仲はいいし、本当にこの期に恵まれた。切磋琢磨(せっさたくま)できる存在」と、しみじみと語る。今節も河合佑樹、山田康二、遠藤エミと4人参戦。刺激になる仲間との絆は大きい。

戸田は19年3月クラシックでSG初出場初優出(3着)。「覚えてますよ~。思い出深い水面。2走目に水神祭、準優は2コースでした。優勝戦は6コースになりましたけど、いいターンもできました。成長のきっかけをくれましたから」。

近年はフライング過多もあり、復調の道筋を探る日々。「決勝(=優勝戦)には乗りたい。チャンスはある」。今回も脳裏に刻む大会にする。