日本サッカー協会(JFA)は10日、日本代表が韓国代表との国際親善試合を25日にナイターで開催することを発表した。会場は日産スタジアムに決まった。国際親善試合で日韓戦が行われるのは11年8月以来10年ぶり。当時はMF香川真司の2ゴールなどで3-0で勝利した。公式戦では19年12月のE-1選手権で対戦し、0-1で敗れている。

日本代表は25日にW杯アジア2次予選ミャンマー戦を日産スタジアムで開催予定だったが、ミャンマーの軍事クーデターなど国内混乱が原因となり、延期となっていた。代替試合となる国際親善試合の相手を模索し、日本協会から韓国協会に接触。日韓戦の可能性についてはJFAの反町康治技術委員長も交渉を否定していなかった。9日に韓国側から最終的な返答がきた。

同時期には東京五輪世代のU-24日本代表がアルゼンチンとの国際親善試合を2試合行う。両チームともに海外組の選手をどこまで招集できるかは未知数だが、9日にオンラインで取材対応した森保一兼任監督は「最終的にはわからないが、海外組含めて選考している」と、可能な限りベストメンバーを組むための準備を進めていること示唆している。