日本代表が、W杯で初めて決勝トーナメント(T)進出を決めた02年日韓大会1次リーグ第3戦から丸20年を迎える日に、奇遇な巡り合わせが起きた。日本は同じ6・14に、同じチュニジアと、同じ大阪を舞台にキリン杯決勝に臨む。ゴールを誓うMF南野拓実(27=リバプール)の主な一問一答は以下の通り。

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-南野が先発、三笘が途中出場の場合が多い

南野 (三笘)薫のドリブルや攻撃は、このチームの大きな武器。自分は自分の仕事をするだけ。自分の特長は強度、攻守の切り替えの速さとか、中でプレーすること。

-今季のプレミアリーグ(11試合3得点)は

南野 ここまで試合に出られなくて、難しい期間が続いたことはなかった。その中でどうやって体調を維持し、悔しい気持ちを次につなげるかは、難しくはあったが、選手としては成長したなと思えるシーズンだった。すべてのタイトルの可能性を残して、最後まで戦えた。

-来季所属先ではどんな形でW杯を迎えたいか

南野 個人的には何もまだ決まっていないが、試合にしっかり出場して最高の状態でW杯を迎えたい。かつ、レベルアップをしないといけないのは(6日の)ブラジル戦でも感じた。そういうのを踏まえて、いろいろ決断できればいい。