日本サッカー協会は16日、3月下旬の欧州遠征に臨むU-22日本代表のメンバー23人を発表した。24年パリ五輪を目指す世代で、24日にドイツでU-22ドイツ代表と、27日にスペインで同ベルギー代表と対戦。大岩剛監督は「非常に強い国と戦うことができる。我々のスタイルをしっかり出せるように」と引き締めた。

海外組は今年1月にフランス・ストラスブールに移籍したMF鈴木ら5人が選ばれた。一方で、同世代の中心選手としてプレーしてきたDF半田陸、DFバングーナガンデ佳史扶は、国内で国際親善試合を戦うA代表に初選出された。大岩監督は「A代表経由パリ五輪と言っている。もっとA代表にからんでいかないといけないと思っているので、遅いくらい。もっともっと行ってほしい」と歓迎した。5~6月にはU-20W杯も控えており、今回は下の年代からも選ばずチーム強化を目指す。

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