日本サッカー協会(JFA)は16日、3月下旬に行う欧州遠征に臨むU-22日本代表のメンバー23人を発表した。

24年パリオリンピック(五輪)を目指すこの世代は、24日にドイツでU-22ドイツ代表と、同27日にスペインで同ベルギー代表と対戦する。

海外組はMF斉藤光毅(21=スパルタ)ら5人を選出。Jリーグからは今季ここまで公式戦3ゴールと勢いに乗るFW細谷真大(21=柏レイソル)らが選ばれた。

この世代で中心選手としてプレーを続けてきたDF半田陸(21=ガンバ大阪)、DFバングーナガンデ佳史扶(21=FC東京)は15日に、3月下旬の国際親善試合を戦うA代表に選出されている。

MF久保建英(21=レアル・ソシエダード)も含め、この世代から3人がA代表に選出されたことに、大岩剛監督(50)は「話し合いは当然密に取っている。日本サッカー協会としての基準は個人昇格、できるだけ上のカテゴリーでやることが大前提。A代表で必要とされる選手であれば、我々はしっかりそれに応えていく」と話した。

また、今月のU-20アジア杯を戦い、5月開幕のU-20W杯を目指す同日本代表からは今回、選出はなかった。指揮官は「U-20W杯が最優先でやってもらった上で、その後は我々のグループに来る、飛び越えていく選手が出る現象が起こっていくと思う」と話した。

メンバーは以下の通り

<GK>

23 小久保玲央ブライアン(22=ベンフィカ)

12 佐々木雅士(20=柏レイソル)

1 鈴木彩艶(20=浦和レッズ)

<DF>

22 内野貴史(22=デュッセルドルフ)

2 中村拓海(22=横浜FC)

3 西尾隆矢(21=セレッソ大阪)

5 木村誠二(21=FC東京)

21 加藤聖(21=V・ファーレン長崎)

15 畑大雅(21=湘南ベルマーレ)

4 鈴木海音(20=ジュビロ磐田)

<MF>

20 松村優太(21=鹿島アントラーズ)

17 本田風智(21=サガン鳥栖)

9 山田楓喜(21=京都サンガ)

6 川崎颯太(21=京都サンガ)

18 斉藤光毅(21=スパルタ)

10 鈴木唯人(21=ストラスブール)

7 山本理仁(21=ガンバ大阪)

8 藤田譲瑠チマ(21=横浜F・マリノス)

16 田中聡(20=コルトレイク)

19 平岡大陽(20=湘南ベルマーレ)

14 三戸舜介(20=アルビレックス新潟)

<FW>

11 細谷真大(21=柏レイソル)

13 西川潤(21=サガン鳥栖)