【ドーハ1日=佐藤成】AFCアジアカップ(アジア杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦でバーレーンを下した日本は、1日、当地で調整した。準々決勝のイラン戦(3日)に向けて、バーレーン戦の先発メンバーとMF南野拓実(モナコ)、MF守田英正(スポルティング)MF三笘薫(ブライトン)がホテルでリカバリーに努め、他のメンバーは練習場でトレーニングを行った。

バーレーン戦に後半35分から出場して安定したパフォーマンスを披露したDF町田浩樹(26=サンジロワーズ)は、イランのエースFWアズムン(ローマ)封じを誓った。

イランの印象について「攻撃に特徴あるチームだと思うので。しっかり0で抑えるってことが大事だと思います」。昨シーズンにレバークーゼンに所属していたアズムンと対戦経験がある。「体が強くてボール収まる選手で、そこから起点をつくって、味方を行かせる選手だと思ってますし、しっかり点に絡んでくると思う」と警戒。4試合連続失点中ということもあり、「0で終わりたい気持ちは多分、DF陣持っている」とした。

アズムンと強力2トップを形成するタレミ(ポルト)が出場停止で日本戦の欠場が決まった。「アズムンに関わる攻撃の負担というのは大きくなってくると思うので、そこはつぶしておかないといけないと思います」。

その封じ方については、「しっかりチャレンジアンドカバーして、ライン設定高く持ってやれば、バーレーン戦も2トップでかいのが出てきても、難なく対応できた」とこれまでのやり方を踏襲する。相手エースを抑え、今大会初の無失点に貢献する。