J3のYSCC横浜は26日、GK児玉潤(26)が北海道コンサドーレ札幌に完全移籍すると発表した。

児玉は桐蔭横浜大からJFLの東京武蔵野シティFC、当時広島県1部リーグの福山シティFCを経て23年からYSCC横浜に加入。175センチと小柄ながら俊敏で足元の技術が高く、最後尾からビルドアップに加わる。レギュラーとしてリーグ戦に昨季37試合、今季も6試合に出場していた。

YSCC横浜は今季開幕から6試合を終えて3分け3敗の未勝利で、20チーム中18位に低迷。それでも昨夏にエースFW福田翔生を湘南ベルマーレへ移籍させたことに続き、2年連続でシーズン途中にJ1へ選手を送り出すことになった。

児玉はクラブを通じて次の通りコメントした。

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この度、北海道コンサドーレ札幌に完全移籍する事になりました。

シーズン途中での移籍となり、チームに多大なご迷惑をおかけする中で、自分の意思を尊重してくれたクラブに感謝いたします。

まず、チームの成績に関わらず良い時も悪い時も、自分のことを信じて、ずっと起用し続けてくれた一毅さん、本当にありがとうございます。そしてサッカー選手として成長させてくれた、GKコーチの西谷さんを初めとする、コーチングスタッフの皆さん、ピッチで共に戦ったチームメイト、クラブに関わる全ての方々に感謝致します。

リーグ開幕6試合未勝利と厳しいチーム状況の中で、自分の挑戦に理解を示してくださり、背中を押してくださり本当に感謝しかありません。

ここからが本当に勝負ですし、サッカー選手としての価値をJ1のピッチで、結果で、プレーで証明する為に、死に物狂いで全てをサッカーに懸けて戦います。

また、ファン、サポーターの皆さん、スポンサー企業の皆様、直接挨拶出来ずに申し訳ありませんでした。どんな時も共に戦って下さりありがとうございました。

札幌での活躍がクラブへの恩返しだと思い、自分らしく頑張ってきます。

1年3ヶ月という短い時間でしたが、本当にありがとうございました。

これからもYSCCの更なる発展を願い応援しています。(原文のまま)