サッカー女子日本代表なでしこジャパンDF熊谷紗希主将(33=ローマ)が、パリ五輪出場権獲得から一夜明けた2月29日、出国前の東京・羽田空港で取材に応じ、FIFPro(国際プロサッカー選手会)を通じて第1戦の日程未確定問題をアジア・サッカー連盟(AFC)に訴えることを明かした。

ホームアンドアウェー方式で行われた今回のアジア最終予選で、当初は平壌開催が決まっていた第1戦の会場が直前で未定に。中立地のサウジアラビア・ジッダでの実施が正式決定したのは試合3日前だった。改めて「正直あってはいけないこと」と断罪し「もうFIFProの方とは連絡を取っていて、今後のためにしっかりとしたレギュレーションを作るべきだと伝えました」。負けていればただの言い訳と受け取られてもおかしくなかった。勝ったから言えることだった。

サッカー界の環境改善へ、経験者の責務だと感じている。FIFProを通じて現場からの声としてAFCに伝える予定で「レターでも書けるし、話す機会を設けてもらえれば話せる」とはっきりと言い切った。28日には日本サッカー協会田嶋幸三会長もAFCへ抗議の意向を示していた。