元フランス代表のマルセル・デサイーさん(56)が、モナコの非営利団体によるチャリティーマッチ「United through Legends」に出場した。
モナコレジェンドの一員として先発。元フランス代表MFのロベール・ピレスさんとダブルボランチを組み、運動量やスピードはないながらも圧倒的な存在感を示し、前半18分に交代した。
デサイーさんはマルセイユ(フランス)やACミラン(イタリア)、チェルシー(イングランド)などでDFやMFとして活躍し、フランス代表では98年ワールドカップ(W杯)フランス大会、00年ユーロ(欧州選手権)ベルギー・オランダ大会で優勝、02年日韓大会にも出場したレジェンド。フランス代表では主将も務めた。
デサイーさんは試合後「今日一番重要だったのは、結果は関係なく、プレーしている人も、お客さんが楽しんでくれることだった」と話した。
現在の日本代表の注目選手を問われると「誰かという名前は出てこない。チーム力としてはいいが、彼、という人がいない。逆に誰かいますか?」と逆質問。記者陣から三笘薫や久保建英の名が出されても「そういう選手はいるかもしれないが、もっと出てこないといけない。W杯出場も決まっているのであれば、そういうところで良い選手が出てくることを期待しています」とエールを送った。
このチャリティーマッチは、モナコ公国アルベール2世公殿下が設立した非営利団体が主催する国際的なチャリティーイベントで、今回は28日のモナコナショナルデーの前夜祭として開催された。収益の一部は能登半島の復興支援へ寄付されることになっている。【永田淳】

