スペイン2部テネリフェ移籍が決定した鹿島MF柴崎岳(24)が、本拠のあるスペイン領カナリア諸島のテネリフェ島に上陸した。

 移籍間近だった同1部ラスパルマスの本拠グランカナリア島の隣島。島中からファン、サポーターが駆けつけ、Rマドリード(スペイン)を苦しめた男の来島を歓迎した。地元記者ら20人を超える報道陣も待ち受けた。

 クラブ公式ホームページ上でも、昨年12月のクラブW杯で2得点した写真を掲載し、Jリーグの実績や青森県出身などのプロフィルも紹介した。テネリフェは現在2部6位で、1部昇格プレーオフ圏内(3~6位)につける。09-10年以来8季ぶりの1部昇格への救世主として期待も集まる。2月1日には本拠で入団会見が行われる。