国際サッカー連盟(FIFA)は20日、試合結果を意図的に操作する誤審があったとして、ジョセフ・ランプティ審判員(ガーナ)に永久資格停止処分を科したと発表した。同審判員はFIFAとスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴することができる。

 ランプティ審判員は2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アフリカ最終予選D組で昨年11月の南アフリカ-セネガルの主審を務め、セネガルのDFにハンドがあったとして南アフリカにPKを与えた。だが、ビデオ再生で明確な誤審が判明した。試合は南アフリカが2-1で勝った。

 同審判員は10年にも同様の不正行為でアフリカ・サッカー連盟から6カ月の資格停止処分を受けていた。