サッカーの「聖地」と呼ばれるウェンブリー競技場に買収話が持ち上がっている。

 NFLジャガーズのオーナーを務める実業家のシャド・カーン氏から約10億ポンド(約1540億円)で、イングランド・サッカー協会(FA)に申し入れがあった。地元メディアによると、実現した場合は毎年秋にはイングランド代表よりもNFLの試合が優先されることになるという。

 こうした流れについて、FAが非難の対象になっていると、27日の英紙サンが報じた。同紙によると、66年W杯優勝メンバーのGKゴードン・バンクスは「ウェンブリーは特別な場所だ。FAは間違っている」とコメントしたという。

 米国の会社に売却した場合、アーチにスポンサー名を入れられる可能性があり、「『マクドナルド・ウェンブリー』と呼ばれることを恐れる声が上がっている」とも伝えた。