日本代表FW小川航基(28=NECナイメヘン)が起死回生の働きでW杯初戦となったオランダ戦でのドローに貢献した。1-2と追いかける状況の後半30分から出場。同44分に右CKからのヘッドがMF鎌田大地に当たって劇的な同点弾となった。記録は鎌田のゴールだったが、小川が日本を救った。
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まさに、そして“ほぼ”有言実行だった。FW小川航基(28=NECナイメヘン)がW杯初得点とニアイコールの初アシストを挙げた。
前回の22年カタール大会は、J2横浜FCに所属していた。同年代の三笘、前田が世界で躍動する姿に感動、興奮とともに悔しさがこみ上げてきた。日本が敗退した後に「次は俺がやる。4年後に点を取るのは俺」とインスタグラムのストーリーズに投稿した。
26年の舞台に立つには、海外移籍が近道だった。“W杯宣言”の翌年、オランダ1部NECナイメヘンへの移籍を決めた。7月1日、G大阪戦の試合後。横浜FCの本拠地ニッパツでセレモニーが開かれた。サポーターを前に宣言したのは「次に日本に帰ってくるときは必ず日の丸を背負って帰ってきます。そして次のW杯で点を取るのは僕です」。またも堂々と掲げた。
「言うと決めていたわけではなかった。考えていたわけではなく、自分がその時に思っていることがそのまま出た」と当時を振り返る。常に頭の片隅にW杯でのゴールを置いていたからこそ、自然に出た言葉だった。今大会前には「得点を決められる気しかしない」と発言していた。ゴールではなかった。だが言葉通り、しっかりと結果を残す男だった。【飯岡大暉】


