キュラソー代表のディック・アドフォカート監督が、14日に行われた2026年ワールドカップ(W杯)初戦のドイツ戦で指揮を執り、W杯を指揮した最年長監督となった。78歳のオランダ人指揮官は、今大会の序盤で次々と塗り替えられているこの記録を手にした最新の監督となった。
米ヤフーが報じたところによると、最年長監督は2010年にギリシャ代表のオットー・レーハーゲル監督が71歳でなって以来、16年間にわたって保持されてきたという。
レーハーゲル監督の前は、パラグアイ代表のチェーザレ・マルディーニ監督がW杯の最年長監督で、2002年大会の時点で70歳だった。
それが、今年のW杯では、わずか数日の間にこの記録が3度も更新された。
11日にメキシコと対戦した南アフリカ代表のウーゴ・ブロース監督が最年長監督となったが、その南アフリカ対メキシコ戦が終了してからわずか5時間後には、チェコ代表のミロスラフ・コウベク監督がその記録を自らのものにした。ブロース監督は1952年4月10日生まれの74歳。コウベク監督は9月に75歳になる。
コウベク監督はGKとしての現役を引退後、長年にわたりクラブチームの監督を務め、昨年12月にチェコ代表監督に就任した。だがコウベク監督の記録も、14日にキュラソー代表がピッチに立つまでの、ほんの数日間という短命で終わった。
2024年にキュラソー代表監督に就任したアドフォカート監督は、昨年11月に正式にW杯出場権を獲得した。しかし娘の健康問題のため、今年2月に一度監督を辞任している。
その後、アシスタントコーチのフレッド・ルッテン氏が後任に就いたが、娘の健康状態が回復すると、選手たちはアドフォカート監督の復帰を望んだ。チームのスポンサーは、ルッテン氏が監督に留まるのであれば資金提供を打ち切るとまで言い出し、最終的に5月、アドフォカート監督がチームへの復帰を果たした。
同監督は1980年から監督業に就いており、1987年に女子オランダ代表の監督を務めた後、同国男子代表チームを3度にわたって指揮してきた。
代表チーム以外にも、レンジャーズ、ボルシアMG、ゼニト、サンダーランド、フェイエノールトなど、数多くのクラブを渡り歩き、世界中で監督を務めている。
ちなみにキュラソー代表は同監督にとって、オランダ、UAE、韓国、ベルギー、ロシア、セルビア、そして2021年に務めたイラク代表に次いで8番目の国となる。


