<第90回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・9キロ)

 東海大は終盤に力尽き、急降下で3年ぶりのシードを逃した。「復路は選手層的に難しい」と両角監督は話していたが、8区終盤まで7位を守る大健闘。

 しかし8区19位、9区19位、10区21位と苦戦が続き、一気にシード圏外の13位まで沈んでしまった。

 「1万メートル28分台の3選手を欠いたので、自然と残り3区間分、選手の力が落ちてしまった。もちろん選手個々の責任ではない。みんなよく頑張ったと思う」と同監督。一時は6位を走っていた有力校の青山学院大との差も縮まっただけに「遠かった青学の背中がみえただけでも収穫だった。今後につながる箱根。もっと強くなって帰ってきます」と今後を見据えた。