一般の部男子では川内優輝(30)が2時間15分53秒で優勝した。

 岩出ら女子のトップ選手から30分遅れのスタートも、優勝候補に挙がっていた招待選手の吉田を抜くなど激走した。ゴール直後はつらそうに膝に手を付いたが、コーラをガブ飲みするなどして復活。「沿道の人の声援が力になった」と感謝した。学習院大卒のランナーは、24年1月に節目の第100回大会を迎える箱根駅伝の全国化が検討されていることについても「それ自体は面白い」と歓迎していた。