ワールドアスレチックス(世界陸連)が1月31日(日本時間2月1日)、スポーツ用品大手ナイキの「厚底シューズ」の使用を条件付きで認めた。

名古屋ウィメンズ(3月8日)で五輪代表3枠目を狙う一山麻緒(ワコール)は、初めてナイキの厚底シューズでレースに出る。これまで他のメーカーだったが「足裏の疲労感が違う。私に合っていると思う」と好感触。マラソンでは2時間21分30秒を目標に練習を積んでいる。一山を指導する永山監督も「ペナルティーがなければ、あるものを有効活用することは当たり前」とした。

▽川内優輝 選手が不利益を被ることがなくてよかった。ただ市販品ではない、カスタムオーダーや試作品はどうなるのか。もっとルールが明確にならないと。