大学3大駅伝の初戦となる出雲駅伝(10月11日)の中止が検討されていることが明らかになった22日、現場には衝撃が広がり、開催を願う声が続いた。

3年前の覇者・東海大の両角監督は「多くの大会が中止になっている状況を考えると、仕方ないのかと思うところもありますが、選手はレースがあると信じ、トレーニングしている。心情としては開催して欲しい」と語った。全日本、箱根の開催を心配する声もあるが、無駄な事は考えない。「あるものとして努力していくだけ」と話した。

また4度の優勝を誇る青学大の原監督は「毎年出雲に入るたびに『おかえり』と温かく迎えて頂く三大駅伝初戦。昨年度アンカー決戦で敗れ項垂れている時、多くの出雲市民の皆様から感動有難う!いつも生きる勇気頂いてるよ…と。選手は規則正しい生活をし日々練習に励んでいる。コロナ感染者も0。なんとか開催実現を!」(原文まま)とツイッターに記した。