関東学生陸上連盟は5日、東京箱根間往復大学駅伝を予定通り来年1月2日、3日に開催すると発表した。

正月の風物詩は2日間で沿道に100万人以上の見物客が集まるとされている。密を避けるため、ファンには沿道での応援は控えるように求めた。「選手を応援する熱い気持ちは、コース沿道から離れていても届きます。駅伝ファンの皆さまには、今回はテレビなどを通しての応援をいただければと思います」。またチーム関係者や応援団などについても「沿道での応援行為については強く自粛を求めます」と要望した。

出場チーム、運営スタッフを含む大会関係者は、大会前から2週間の体調、体温を記録し、異常がないことを確認することが求められる。

大会運営は日本陸連が定めている「ロードレース開催のガイダンス」にのっとる。緊急事態宣言が再発令された場合など、今後の社会情勢の変化によっては中止となる可能性もある。