21年ぶりに予選会に臨んだ東洋大が、10時間31分30秒でトップ通過し、25年連続85度目の本戦出場を決めた。就任18年目で初めて予選会を指揮した酒井俊幸監督(50)は「今日はちょっとホッとしました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
本戦での目標を問われると、「出雲駅伝を見ても強いですね(笑)。強いですよ。その中に入っていかなきゃいけない」と意識。その上で「最低限シード権は取らなきゃいけないけれど、シード権が目標だとそこになっちゃう。5番、6番あたりは狙っていきたい」と上位進出への意欲を示した。
宮崎優(3年)は日本人トップの総合4位でチームをけん引した。酒井監督は「順位は想定通りでしたけど、タイムは想定以上に稼いでくれた」と評価。チーム全体についても「取りこぼしがあった子を、それ以上に取り返してくれた子がいた。想定以上の走りを組み込めて、予定通りの31分台を達成できた」と振り返った。
「予選会はあくまで通過点」と強調した指揮官。「本戦でしっかり通用して、来年はここに来ないような戦いをしたい」と、箱根路を見据えた。

