長渕剛

宮城県石巻市内の仮埋葬墓地で手を合わせる長渕剛
宮城県石巻市内の仮埋葬墓地で手を合わせる長渕剛

長渕剛は「3・11」に正面から向き合った歌手のひとりだ。地震発生から37日目に宮城県石巻市、東松島市を拠点に救援活動する自衛隊の連隊を慰問した。約1500人の隊員を前に「被災者のために立ち上がった日本人(自衛隊)がいた。抱き締めたくなった」と熱いメッセージを放った。ギターを手に「とんぼ」「乾杯」など6曲を歌った。「歌なんか歌っている場合じゃねえよ」と、うちひしがれる自分を救ってくれたのが、自衛隊の姿だったという。「歌は人の心をつなぐ。確信した」。続いて3連隊を慰問。石巻市役所、火葬出来ずに遺体が仮埋葬されている墓地、被害が激しい海沿いの町へ。避難所の石巻高では2曲歌った。(/_;)

<芸能・2011年4月17日掲載>