衣笠祥雄

衣笠祥雄は1987年6月13日、連続試合出場2131の世界新記録を達成して表彰を受ける
衣笠祥雄は1987年6月13日、連続試合出場2131の世界新記録を達成して表彰を受ける

鉄人・衣笠祥雄。鉄の馬ルー・ゲーリッグの記録を超える2131連続試合出場を達成、試合後のセレモニーで語った言葉だ。山本浩二とともに広島カープの黄金時代を築いた。王貞治に次いでプロ野球選手2人目の国民栄誉賞受賞。フルスイングの野球人生、2215試合連続出場を最後に現役を退いた。名言は多く「お前がやめるなら俺も一緒にやめてやる」と〝江夏の21球〟を演出し、初の日本一に。「野菜は牛が食うとる」と超肉食だった。週刊朝日のインタビューに「カープは広島の文化であり、宝です」と語っていた。18年4月23日、大腸がんで死去。71歳。鉄人よ永遠(とわ)に。(/_;)

<プロ野球・1987年6月14日掲載>