フェデリコ・ズルロ(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー=イタリア)が3時間10分24秒で初優勝した。

最大標高561メートルの山岳ポイントとテクニカルなコーナーが連続するコース。下りの先には名物TOJコーナーで多くの観衆が待ち受ける。最後は集団スプリントでズルロが、他を寄せ付けない力を発揮した。

個人総合時間は4位のベンジャミン・ヒル(リュブリャナ・グスト・サンティック=オーストラリア)が12時間27分54秒で首位を守った。日本人は中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)の7位が最高だった。

◆フェデリコ・ズルロの話「今日は勝てたのでとても良い気分。ただ、とてもハードなステージだった。とても暑くて、コーナーが多く、登り区間も多いコースだったのでちょっとナーバスになったところもあった。でも、レース中は常に良い位置取りができ、最後の1周は30~40人程度の少ない集団になっていたこともあり、自分にとってはとても戦いやすかった」