どーもです。今日紹介するのは、ロマロのニューモデル「RAY V1」シリーズのUTです。同シリーズのドライバー、FWと紹介してきましたが、まあ~シビアです。ゴルファーのミスをカバーしてくれる要素は少ないのですが、その替わりと言っては何ですが、良いスイングをすれば飛び切りの結果が得られるモデルのようですね。おそらくこのUTも当たらずとも遠からずでしょう。というわけで、早速いってみましょう。


まずは見た目から。


形状的には先代「RAY V」UTとほぼ同じように見えますが、テクノロジーは全くの別モノ。ネックとトゥにウエート装着で、このUTもボディ後部のパワーユニットとの「トライアングルアタックモーション」設計となっています。

フェースはセミディープ。先代よりも確実にディープ化していました。形状的には、トゥ側下部によりボリュームがある感じです。

ボディはセミディープ&コンパクト&ハイバック。なんかシビアそうなイメージしかないなぁ~!!

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。見た目はジャパニーズUTですが、クラウンの投影面積は小さめ。ヘッド体積は先代122cm3に対して108cm3なので、14cm3減となっていました。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「RJ-TG」Sフレックス装着モデルのUT21。スペックは、ロフト角21度、ライ角59度、長さ40.5インチ、総重量341g、バランスD2。ヘッド体積108cm3。シャフトスペックは、重量55g、トルク4.1、中調子。


試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用。


持ってみた感覚ですが、重量的にはいい感じ。グリップの太さもいい感じでした。シャフトを手でしならせてみると、まあ、FWとほぼ同じような感覚。もちろん、さらに短いのですが、ピンピンした感じや、ワッグルしたヘッドの動きからや素振りでもう少しヘッドを感じたいことも含め、ほぼ似たような感覚でした。


実際に打ってみると、印象的なのは強弾道ぶりですね。現在ロマロ「RAY」UTを使っているボクとしては、かなり興味を持った臨んだ試打でしたが、「RAY」UTよりもいろんな意味でシビアです。3球平均の打ち出し角が約11度と、中弾道イメージでしたが、これはFW同様ボクの悪いクセで右手が強すぎた結果かな。FWのようにフォロー大きめのスイングを心掛けたのが動画弾道ですが、これがしっかりできれば球もしっかり上がるかなといった感じでした。いずれにせよ、ボクにはややシビアなモデルですが、シリーズのつながりとしては「こうなるよね。むしろこうじゃないとそれはそれでツッコミどころだわ!」と清々しい気分でした。


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】

HS40.5m/s、初速55.6m/s、打ち出し角10.8度、バックスピン量3625.6rpm、サイドスピン-748.2rpm、飛距離203.5y

【ベスト】

HS40.0m/s、初速55.8m/s、打ち出し角10.6度、バックスピン量3223.7rpm、サイドスピン-847.7rpm、飛距離206.0y


打感は弾き系。音も含めFWとほぼ同じよう感覚でした。


弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら


弾道的には高めの中弾道ですが、これも大きなフォローを意識した結果です。いつもの感じだと、3球平均のようにやや低めの中弾道というか、もはや「低弾道?」と言っても過言ではないくらいです。スピン量的には、安定して3500~3600rpm辺りなのは、何気にうれしいかも!?


出球傾向は、ボクのスイングで軽いドロー系。でもこれは、前述通り大きなフォローを意識してです。


シャフトフィーリングですが、これはFW同様かな。ドライバー以上にピンピンした感じで、しなり方やシャープに振り抜ける感覚もほぼ同等です。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS42m/s±2m/s辺りにオススメ。このUTもドライバー&FW同様、良いスイングで芯を食えばクラブが持つポテンシャルを存分に味わえそうです。でも、そうでないとちょっと厳しい部分もありそうですね。「扱いやすいクラブ」=「球が上がりやすい」を掲げるボクにとっては、この「RAY V1」シリーズはその最低限の条件も危ういクラブかなというのが正直な感想。もちろん、扱いやすいクラブだけがゴルフクラブではないし、こういういわゆる上級者向けというか、ニッチなクラブもあってしかりです。むしろ「ロマロらしい」とも思えるモデルかもしれません。というわけで、挑戦してみようと思う方は、それなりの覚悟を持って臨むことをオススメします。

<ロマロ「RAY V1」UT>

■KAZ’ sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:10▽上がりやすさ:8▽操作性:9▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9

■ヘッド:ボディ=17-4ステンレス、フェース=高強度マレージング鋼

■ロフトバリエーション:UT21=21度、UT24=24度

■シャフト(重量/トルク/調子):「RJ-TG」(S=55g/4.1、R=53g/4.3/中調子)

■価格:各1本5 万3900円(税込み)