どーもです。「データで見る」シリーズも今日のアイアン編が最後になります。つまり、このゴルフ体験主義の更新も、明日の「たむ。プロのぶやき」のみとなります。たむ。プロに年末を締めていただこうと思います!! というわけで、レギュラー更新はこれがラストになります。さあ、アイアン編、いってみましょう!


アイアンは#7を試打していますが、#7のロフトも26度から35度とロフト角の幅が広がっています。3度刻みで計算すると3番手は違うということになりますよね。これをひとくくりに飛距離でまとめるのは乱暴ですが、まぁ、飛距離でまとめちゃいます!!


あらためて思うのですが、ここまでストロング化すると、個人的には#4辺りのイメージです。でもそう考えると、「こんなに打ちやすくなっているんだ!!」とあらためて思います。


なぜ、ここまでストロングロフト化が進むのか? これはおそらく我々アマチュアゴルファーにもその理由があるように思います。それは番手の距離イメージを変えられないからではと思います。加齢やさまざまな要因により飛距離が落ちていてもドライバーの飛距離イメージを変えられないのと同様に、番手の距離イメージが変えられないことに大きな原因があるように思います。


多くのアマチュアゴルファーは、ロフト角ではなく、番手で距離イメージを作っているでしょう。それはボクも同じです。ギアマニアであればロフトも気にするでしょうが、番手のみを意識している多くのゴルファーにとっては〝番手が全て〟でしょう。その結果がストロングロフト化につながっていると思います。


アイアンを変えたとき、距離感をつかむのが難しいように、1度できてしまったイメージを変えるのはかなり難しいでしょう。そこに〝飛距離低下〟などのネガティブ要因が加わると〝受け入れたくない〟という意識も加わり、さらに困難になってしまうのではないでしょうか。


そんなゴルファーのイメージまでケアしているのが、ストロングロフト化の要因かと思っています。


能書きが長くなりましたが、アイアン編のデータは以下の通りです!!


【とにかく飛んだ!!】

<1>PRGR「RS RED」(スチール) 199.7y

※カーボンシャフトモデルは実際には2位ですが1モデルとして捉えます

<2>ブリヂストンゴルフ「PHYZ(2018)」 197.9y

<3>ヨネックス「Royal EZONE」 196.9y


【とにかく印象的だった!!】

<1>テーラーメイド「P7TW」 ※タイガー・ウッズモデルですが、想像以上に打ちやすかったです!!

<2>リョーマゴルフ「リョーマ」 ※広告キャラクターに木村拓哉起用も含めインパクトはかなりのものがありました

<3>ピン「ブループリント」 ※ボクには難しすぎるアイアンでしたが、こういうアイアン、なんか好き(笑)


【とにかく打ちやすかった!!】

<1>マジェスティゴルフ「マジェスティ プレステジオ10」 ※ロフト角27度で打ち出し角22度!! 文句なしの球が上がって、飛びますわ~!

<2>テーラーメイド「NEW P790」 ※中空構造とは思えない打感と中空構造ならではの打ちやすさ!

<3>タイトリスト「T300」 ※タイトリストもここまで打ちやすさいアイアンを出したか~と感じたアイアンでした