どーもです。ゴルフ体験主義史上最大のスランプで、試打ができない状況が2~3カ月続いてしまいましたが、やっと上向きかけてきました。今回PXGのニューモデル、「0311 GEN7」シリーズおよび「Black Ops」のアイアン3モデルを、かれこれ1カ月弱も借りてしまいましたが、やっと試打に成功しました! PXGさんには感謝しかありません。うだるような暑さから肌寒さを感じるようになったある日、都合3度目(だったかな?)の打ち直しに行くと、無事それなりの結果を出せました。そんなわけで、今日紹介するのはPXG「0311P GEN7」アイアンです。では、早速いってみましょう。


まずは見た目から。


PGXのアイアンと言えば、ヘッドの外周に配置されたビスがヘビーメタル好きなボクに刺さるデザインでしたが、それももう昔の話しのようです。バックヘッドには、目玉オヤジのようなウエートがドーンと鎮座するデザインとなっていました。

フェースは小ぶり。重心距離は短そうですが、ヘッド自体は結構高さを確保しているのが特徴かな。最近は各社低重心化へと舵を切っているようにも感じていますが、その中では「やや高めを意識しているのかな?」なんて思ったりして。

ソール幅はヘッドの大きさに対して、やや厚めに確保しているようにも感じました。

ネックはちょいグースかな。ヘッド自体は思ったよりもボリュームが確保された、いかにも“低重心”モデルの印象だったりしますw

構えてみるとこんな感じ。トップブレードも薄めで、結構背筋ピーン系ですよね。何気にトウトップバックにやや厚みがあって、つかまりが良さそうなイメージも受けました。

今回試打したのは、トゥルーテンパー社製スチールシャフト「ダイナミックゴールド105」S200装着モデルの#7。スペックは、ロフト角30度、ライ角62.5度、長さ37インチ、総重量417.8g、バランスD0.5。シャフトスペックは、重量105g、トルク未発表、元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用。


持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップも気持ち細めかな。スチールシャフトなので手でしならせたり、ワッグルしたりはしていませんが、素振りしてみると、ヘッドが小振りな分シャープに振り切れそうな印象でした。まあ、まだ心のどこかに「大丈夫かな!?」はあるんですけどね。


実際に打ってみると、この手のアイアンにしてはかなりご機嫌なモデルですね。スタジオで試打させていただいたときも、この「0311P GEN7」アイアンがもっとも好印象でしたが、今回の試打でもその印象は変わりませんでした。まずこの見た目のわりにはボールが上がりやすく、打感もかなりマイルド。ロフト30度で平均164yでしたが、これはここ数カ月、実際のラウンドでアイアンの飛距離が確実に1番手落ちているボクにとっては、まずまずの飛距離だと思います。おそらく、コンセプト的にはマイアイアン(キャロウェイ「Xフォージド」)と被りそうですが、「0311P GEN7」のほうがミスヒットの寛容性が高いと思います。ボクのようにフェースの開閉が多いタイプには、何気にオススメかもしれません。というのは、インパクトまでにフェースを閉じることができるからです。最近のミッドラージ&ラージサイズアイアンだと、結構右にドーンが多いと感じています。操作性の高さはフェースの開閉のしやすさだと思っているので、ボクには小振りのアイアンの方が合っていそうな気がします。もちろん、それと同時に、意図しないスイングのミスも拾ってしまう危険性はありますけどね。


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら

【3球平均】

HS36.7m/s、初速46.9m/s、打ち出し角18.9度、バックスピン量4517.8rpm、サイドスピン-813.5rpm、飛距離164.0y

【ベスト】

HS37.0m/s、初速47.2m/s、打ち出し角18.0度、バックスピン量4478.1rpm、サイドピン-974.6rpm、飛距離164.9y


打感はマイルド。でも、芯を外すと分かりやすいもいいですね!! 音は「パシャ!!」といったシャッター音でした。


弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら

弾道は高弾道。この手のアイアンにしては、ダウンブローに打ち込まなくても、それなりにボールが上がってくれそうなイメージ。スピン量ですが、いつものスイングで打つと4500rpm辺りでしたが、打ち込む意識だと5000rpmオーバーもありました。基本は低重心モデルだと思うのですが、ある程度はスピンコントロールもできそうなイメージでした。まあ、ボクはできないけど!!


出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。基本的にはつかまりはいいと思いますが、つかまえようと思えばつかまるし、逃がそうと思えば逃がせます。その辺の操作性も兼ね備えたモデルだと思いますが、ボクのレベルだと意図しないスイングもミスもねぇ~!!


シャフトフィーリングと振り感ですが、マイアイアンが同じシャフト装着ですが、振り感はほぼ同等。ただし、これはあくまでも個人的な好みですが、PXGオリジナルのグリップが、多汗症のボクにはちょっと滑りやすいかなと。やや細めと相まって、クラブがすっぽ抜けそうな怖さがありました。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/s辺りにオススメ。意外と払い打ち系でも使えそうなイメージですが、まずはヘッドが小振りなので、見た目でシビアさを感じない方にオススメですね。ある程度の操作性も意識した、いわゆるアスリートゴルファー向けモデルだと思いますが、その中でも寛容性とのバランス感が、ボクにはかなりいい感じでした。青山のスタジオで試打した際に「変えるならコレかな!!」とも思いましたが、その後のスランプをへても同じ思いでした。

<PXG「0311P GEN7」アイアン>

■KAZ’sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:9▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:8