どーもです。今日紹介するのは、タイトリスト「GT」シリーズの「GT4」ドライバーです。先代の「4」シリーズを試打できていないので比較はできませんが、もう顔付きを見ただけで「あっ、違うな!」と分かります。でもボク的には、10K超の高慣性モーメントを打ち出すモデルよりも、ある意味時代に逆行しているようなモデルの方が合っているのも事実だったりします。そういう意味では、かなり興味津々なモデルです。問題はボクレベルで打てるのかです。と言うわけで、早速いってみましょう!


まずは見た目から。


まずヘッド自体がやや小ぶり。実際430cm3なので、「GT2」「GT3」ドライバーよりも30cm3小さくなっています。その上で、ソール後部の壁にウエートを装着し、さらにソール前部にもウエート搭載で、「重心が深いのか、浅いのか、どっちなんだ~い!!」と思わずツッコミたくなったりして…

フェースはディープ。「GT」シリーズで最もディープです。

ところがですよ、ボディ自体はそこまでディープではない感じ。よ~く見比べて、やっとクラウンのこんもり感がシリーズ随一かなって分かった感じ。

後ろ姿です。「GT2」ドライバー同様、ここにウエート搭載です。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積は「GT」シリーズでは最小だし、一般モデルと比べてもやや小さめ。大型化に慣れた方には、ちょっとシビアそうなイメージを受けるかもしれません。

今回試打したのは、三菱レーヨン社製カーボンシャフト「TENSEI 1K BLACK 65」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.0度、ライ角58.5度、長さ45.5インチ、総重量323.5g、バランスD6。ヘッド体積430cm3。シャフトスペックは、重量67g、トルク3.6、元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用。


持ってみた感覚ですが、重量的にはやや重め。レンジで打つ分にはまだ問題ないけど、ラウンドとなると上がり3Hがちょっと心配かな。グリップはいい感じの太さ。僕が太め好きなので、おそらく一般的なモデルに比べるとやや太め。「GT」シリーズでは最も太かったです。シャフトを手でしならせてみると、かなりの手ごわさ!! 手でしならせるくらいじゃ~ほぼしなりません。わずかに曲がる感じで、しなりポイントがどこかも正直…(汗) ワッグルしてみても、ほぼしなりません。ヘッドとシャフトが同期しているような感じ。素振りしてみても、ほぼしなりは感じません。でもバランスほどヘッドが効いている感じはなかったかな。


実際に打ってみると、ある意味想像通り。「GT3」ドライバーに似たロースピンの強弾道を味わえるモデルです。唯一想定外だったのが、思ったよりもボールが上がること。とは言え、「GT」シリーズでは最も低く、ある程度たたいてやっとやや高めの中弾道イメージ。打ち出した角度のままの弾丸ライナーが奥のネットに突き刺さるようなイメージ。おそらく、シリーズで最も浅重心モデルで、弾道はかなりエグい感じ。「GT2」ドライバーとは対極に位置しそうな感じでした。とはいえ、これはシャフトとのマッチングが大きいと思います。もう少しアンダーなシャフトなら、僕でもエグいボールが打てそうな気配も?


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら

【3球平均】

HS42.7m/s、初速61.9m/s、打ち出し角15.4度、バックスピン量2241.9rpm、サイドスピン-282.4rpm、飛距離248.5y

【ベスト】

HS43.0m/s、初速62.4m/s、打ち出し角15.8度、バックスピン量2253.6rpm、サイドスピン-193.6rpm、飛距離252.4y


打感はマイルドだけど「GT2」「GT3」ドライバーと比べると、やや弾き感が強い感じかな。音も気持ち高音が強調された感じで、やや金属的は響きのように感じました。


弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら

弾道はやや高めの中弾道。ワッグル&素振りのイメージからすると、思った以上には上がりますが、まあ、一般的なモデルとしては上がりづらさもあると思います。スインガータイプでは、おそらく上がらないかなって感じ。スピン量も少なめ。弾道の見た目で、ロースピンだと分かると思います。それだけに、快心の一撃がエグいっす!!


出球傾向は、ボクのスイングでほぼストレートから軽いドロー系。でも、しならないのが分かっているのでいつもより振ろうとして、結果的に振り遅れているのか、いつもよりもプッシュアウト度が増していました。


シャフトフィーリングと振り感ですが、このシャフトはボクにはオーバースペックですね。硬すぎてガチガチ。エースのDIRETTOドライバーと似た感じですが、このドライバーに挿している「Diaman PD60」で打ってみたいかな!!


今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低でも42~43m/sは欲しい感じかな。おそらくヘッド的には浅重心でロースピンの強弾道をイメージしていると思います。シャフトによってめっちゃたたく必要があるモデルとなっておるような気もしますが、そもそも浅重心モデルなので、ある程度たたけるヒッター向けだろうし、スイングでしっかりボールをつかまえられる方向けだと思います。一般的に言えば“ハードな味付け”ですが、まあ、レベルを問わず、ボクのようにフェースの開閉が大きいタイプにもオススメ。でも、デフォルトでこのシャフトのみは結構厳しいかな(汗)

<タイトリスト「GT4」ドライバー>

■KAZ’sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:8.5▽操作性:9▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:7

■ヘッド:チタン

■シャフト(重量/トルク/調子):「TENSEI 1K BLACK 65」(S=67g/3.6/元調子)

■価格:1本10万7800円(税込み)