平田茅愛(ちなり、福岡・福岡第一高1年)が、この予選でただ1人アンダーパーの1アンダー71をマークして、トップで西日本決勝大会(4月2、3日、佐賀・若木GC)に進んだ。

 「よかったのは今日だけです。今日だけ」と言いながらもニコニコ。「いつも85ぐらいたたいている。練習ラウンドも80でした」というが、この日は安定したプレーを見せた。インスタートの10番で50センチにつけるバーディー発進で波に乗った。

 イーブンで来た6番では約100ヤードをピッチングウエッジで1メートルにつけて、アンダーパーにした。

 実は「今までのベストスコアの72を出したのもこのコースなんです」と、自己ベストを更新する縁があるようだ。

 「いままで九州の人しか知らないので、世界の人たちのゴルフを見てみたい。アプローチがへたくそなので、安定させたい」と、世界ジュニア出場に向けての課題を口にしていた。