17日開幕のダンロップ・フェニックスで連覇を狙う宮里優作(36)が16日、報道陣に逆取材した。

 前日会見の席上、今大会に出場する飛ばし屋のケプカ(米国)について「ドライビング・ディスタンス、全米で何位くらいなんですか?」とメディアに質問。302・6ヤードで19位だと知ると「あれで!? 世界は広いですね」とまだまだ上がいることに驚いた様子だった。

 その上で自身の飛距離については「正直ここから、あと10~15ヤードを伸ばそうとすると僕らには無理がある。それよりも精度を上げる方が、僕は重要だと思っている。同じ290ヤードでもしっかりフェアウエーに置ける精度を突き詰めていかないといけない」と話した。

 大会に向けては「何となくやろうとしていることが形になってきた。感覚と自分の打ちたい球がそろってきて。フェニックスはここ2年間(6位、優勝)良い調子で来ているのでイメージは悪くない」と意気込んだ。