サッカーとゴルフを融合させたフットゴルフのワールドツアー「ジャパンインターナショナルオープン2017」(10月27~29日、長野・軽井沢72G南C)の開催発表会見が29日、都内で開かれた。

 国際フットゴルフ連盟が今年から新設した世界ツアーで、今大会は最高ランクに位置付けられるメジャー大会として認められた。賞金総額もツアー最高額となる350万円に設定。6大会あるメジャーの最終戦のため、サッカーの元アルゼンチン代表主将で歴代最多出場を誇るロベルト・アジャラ(44)ら強豪フットゴルファーの出場が見込まれるという。

 この会見には、16年の第2回フットゴルフW杯(アルゼンチン)にも日本代表として出場したJリーグ元浦和の堀之内聖(37)をはじめ、サッカー元日本代表の岩本輝雄(45)、Jリーグの仙台などで活躍した財前宣之(40)が出席。3選手は日本代表として大会出場する予定だ。もっとも競技経験豊富となる堀之内は「まだ入賞(1~3位)したことがないので、上位進出を狙いたい」と目標を掲げ、岩本は「トレーニングはしっかりやっている。楽しんでやりたい」と口にした。また財前は「ゴルフは全然うまくならないが、足でやるならうまくいくかなと甘い考えでいます」と笑わせた。

 大会アンバサダーには、漫画「キャプテン翼」の作者・高橋陽一氏(56)が就任。同氏本人も熱心なフットゴルファーで、大会期間中には普及活動に携わる見通し。日本フットゴルフ協会の松浦新平会長(43)は「今大会がフットゴルフ普及の起爆剤になれば」と期待を寄せていた。