1998年にロイヤルバークデールGCでの全英オープンを制したマーク・オメーラ(米国)が最後の全英オープンを終えた。歴代チャンピオンが出場できるのは60歳まで。今年1月に還暦を迎えた名手は強風の中、イーブンパーで回る技術を見せたが、第1日の81が響き予選落ちした。

 大歓声に包まれて引き揚げたオメーラは「最後に素晴らしいプレーができて良かった。寂しいけれど、この大会で勝てたことは私のゴルフ人生の誇りだ」と語った。