横田真一(45)が7バーディー、2ボギーの5アンダー67で回って、首位に2打差の17位発進とした。

 9番から2メートル、5メートル、4メートル、3メートルを沈めて4連続バーディー。18番パー5では残り96ヤードの第3打を56度のウエッジで、ピン奥からバックスピンをかけフックラインに乗せ、カップ右1メートルにつける「完璧な」(横田)ショットでバーディー締めとした。

 ショットもパットも好調。前日に15年大会の予選カットラインが通算4アンダーと知って「結構バーディーを取らないと駄目だな」と積極的に攻めたのがよかったようだ。

 ツアープロ生活と同時に順天堂大学大学院で医学研究科の修士課程を修了したインテリでもある。独自のゴルフ理論「4スタンスゴルフ」など出版物も多く、現在も3冊の出版が決まっているという。一方でインスタグラムでは練習場でのスーパーショットやトリックショットなどの動画「試合でやれよシリーズ」などが人気。さまざまなことを同時進行できるタイプらしく「シャワーを浴びながらでも、思いついたら携帯(電話)にネタ(アイデア)を書き込む」とか。さらにツアーでは選手会副会長という多才さ&忙しさだ。そんな中、“本業”でもチャンスが巡ってきそうだ。