2打差6位から出た秋吉翔太(27)は68で回って通算16アンダー、首位に6打差6位に終わった。

 5番までで3バーディーも、7番パー5では第1打がバンカーの難しいライン。スタンスがとりにくい位置に入り、第2打で出すだけなどダブりボギー。それでも16番、17番でバーディーを取り戻したのが大きかった。特に17番パー3で左端から4メートルのピンに対し、しっかりピン左2メートルの上りのラインにつけけられたショットを「ピンに行くという気持ちで打って、(チャンスに)ついたのですごくよかった。今後につながる」と納得顔で振り返った。

 第3日には15番で2罰打を受けるトラブルもあった。それでも今季ツアー初出場となった4日間を「正直楽しかった」。この日はギャラリーから「秋吉、頑張れよ」と声を掛けられるなど、名前も売れつつある。「早くツアーに戻ってきて『秋吉』と名前で呼ばれるようになりたい」。

 さらに今回の6位で、8月のRIZAP KBCオーガスタ(福岡・芥屋GC)に「直近のトーナメント10位以内」の資格で出場できることに。福岡県在住だけに地元で再び大暴れしたいところだ。