日没サスペンデッドにより持ち越された第2ラウンド終了後に第3ラウンドが行われ、前日通算8アンダーの首位で予選を終えていた松山英樹(25=LEXUS)は1バーディー、3ボギーの73でスコアを落としたが、通算6アンダーの207でトップと1打差の2位につけた。

 日本男子初のメジャー制覇がかかる最終日は、通算5アンダーで4位につけるジャスティン・トーマス(米国)と2サムで最終組の1つ前を回る。ティーオフは午後2時35分(日本時間14日午前3時35分)を予定している。

 ケビン・キズナー(米国)が通算7アンダーで単独首位となり、メジャー初優勝に王手をかけた。松山と同じ2位にはクリス・ストラウド(米国)。4位にはトーマスとルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)が並び、通算3アンダーの6位でグレーソン・マリー(米国)が続いた。

 リッキー・ファウラー(米国)は通算1アンダーの12位、2年前の全米プロ覇者ジェーソン・デー(オーストラリア)は通算イーブンパーの16位にそれぞれ後退。史上最年少での生涯グランドスラムがかかるジョーダン・スピース(米国)は71と伸ばせず、通算3オーバーの37位に停滞。世界ランク1位ダスティン・ジョンソン(米国)、全米プロ2勝のロリー・マキロイ(英国)は通算4オーバーの47位だった。

 小平智は67をマークし、通算1オーバーの18位に浮上。谷原秀人は通算7オーバーの64位だった。