4回戦が行われ、昨季賞金王の池田勇太(31=フリー)は黄重坤(ハン・ジュンゴン、25=韓国)に2アンド1(1ホール残して2アップ)で競り勝ち、8強入りした。

 「6アンダーと5アンダーくらいの戦い。お互いにいいゴルフをして、どっちが勝ってもおかしくないゴルフだったんじゃないですか」と、ハイレベルな戦いを演じた17ホールに満足げだった。

 地元千葉での大会だが「当時はこんなに高級なゴルフ場は来られるところじゃなかったですからね」と振り返る。池田が初めてメンバーになったのは今大会の会場からほど近い千葉国際CC。「僕らの時代、アマチュアの試合はゴルフ場のメンバーにならないと出られないものばかり。研修会や理事会が何度も話し合ってくれて、受け入れてくれた」と懐かしむ。

 勝手知ったるコース、というわけではないものの、地元での試合にはやはり自然と力が入る。8日の準々決勝は趙炳旻(チョ・ビョンミン、28=韓国)と対戦する。