プロ5年目の塩見好輝(27)が“ミツバチ効果”で初めて首位に立った。7バーディー、1ボギーで6アンダーの66。慢性的な首痛を抱えるが、ミツバチの針を患部に刺す治療法で痛みを抑えて好スコア。ツアー4勝の金亨成(37=韓国)とともに初優勝へ最高のスタートを切った。

 プロで初体験の首位に立った塩見は「途中からカメラマンが多くなって実感」と笑顔を見せた。首痛で満足な結果を出せずにいたが、ミツバチの毒素で抵抗力を高める治療法で改善。1番で4メートルのパットを沈めるなど、6アンダーの66と効果てきめんだった。初優勝に向け「期待しすぎてもうまくいかない。力を入れすぎずにやる」と話した。