1つのボールを交互に打つフォアサム4試合が行われた第3日午前も米国選抜が3勝1分けと圧倒し、この時点で11・5ポイントを獲得。リードを9ポイントに広げた。

 世界ランク3位の松山英樹は午前4試合のメンバーには入らず、フォアボール方式で行われる午後にジョナサン・ベガス(ベネズエラ)と組んでジャスティン・トーマス、ダニエル・バーガーのペアと対戦する。

 世界選抜が午後の4試合で全て敗れると、最終日を待たずに米国選抜の勝利が決まる。

 第3日午前の結果とスコアは以下の通り(イーブンの試合を除き、左側が勝利チーム)。

 

<第11試合>

 米国選抜:ジョーダン・スピース&パトリック・リード 4アンド3 世界選抜:ジェーソン・デー(オーストラリア)&マーク・リーシュマン(オーストラリア)

 

<第12試合>

 米国選抜:ダスティン・ジョンソン&マット・クーチャー 4アンド3 世界選抜:アダム・スコット(オーストラリア)&アダム・ハドウィン(カナダ)

 

<第13試合>

 米国選抜:ケビン・キズナー&フィル・ミケルソン 2アンド1 世界選抜:ジョナサン・ベガス(ベネズエラ)&エミリアノ・グリジョ(アルゼンチン)

 

<第14試合>

 世界選抜:ルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)&ブランデン・グレース(南アフリカ) イーブン 米国選抜:ジャスティン・トーマス&リッキー・ファウラー

 

 世界選抜の松山英樹、シャール・シュワーツェル(南アフリカ)、金シウ(韓国)、アニルバン・ラヒリ(インド)、米国選抜のブルックス・ケプカ、ダニエル・バーガー、ケビン・チャペル、チャーリー・ホフマンは第3日午前の試合は出場せず。

 

 ◆プレジデンツ・カップ 世界選抜(欧州以外)と米国による対抗戦。米国と欧州の対抗戦「ライダーカップ」にならい94年に始まる。隔年開催で、通算成績は米国が9勝1敗1分けと圧倒。第3日までは2人1組でのプレー。第1日は1つのボールを交互に打つフォアサム5試合、第2日は2人のうちホールごとにスコアが良い方を採用するフォアボール5試合、第3日は午前にフォアサム4試合、午後にフォアボール4試合、最終日は1対1のマッチプレーで行われる。