昨年、史上最年少の17歳で初優勝した畑岡奈紗(18=森ビル)が大会連覇を成し遂げた。通算13アンダーの首位から出て8バーディー、1ボギーの65で回り、通算20アンダーの268。2位に8打差をつける独走Vで76、77年の樋口久子以来、40年ぶり史上2人目の連覇。

<畑岡一問一答>

 -2位に8打差

 畑岡 ピン位置を見る前は接戦だと思っていました。チャンスを1つ1つものにすればと思っていましたが、こんなに差が広がるとは。(目標の)20アンダーはチェ・ヘジンが目標にしていたので負けられないと。

 -独走優勝だった

 畑岡 ミヤギテレビ杯(ダンロップ女子)の前週に我孫子GCのメンバーさんと2日間回ってコースの隅々まで教えていただいた。マネジメントが整った状態でした。

 -米ツアーは継続

 畑岡 今年は準備しないで行って反省している。反省を踏まえ、出場権を取れたら万全の状態で行けるように。ホテルを転々として体が休められなかったので。

 -世界ランクは意識

 畑岡 来年のANA(インスピレーション)やメジャーのことを考えると大事ですし、五輪のこともあります。

<畑岡奈紗の使用クラブ>

 ▼1W=ダンロップ スリクソン Z765(アッタスG7 長さ45インチ、硬さ6S ロフト10・5度)

 ▼3W=同 ZF65(ロフト15度)

 ▼3UT=同 ハイブリットH45(ロフト19度)

 ▼4UT=同 ZU65ユーティリティ(ロフト23度)

 ▼アイアン=同 Z745(5I~PW)

 ▼ウエッジ=同 クリーブランド ローテックスS2・0PF(50、54、58度)

 ▼パター=ピン スコッツデール PiperC

 ▼ボール=ダンロップ ニュースリクソンZ-スター XV