大堀裕次郎(25=フリー)はツアー初優勝に惜しくも届かなかった。

 1イーグル、1バーディー、3ボギーの71で回り、通算17アンダーの267で3位。2打差から首位宮里優作に重圧をかけていきたいところだったが、フェアウエーからグリーンを外した4番でボギーが先行。ティーショットが乱れた7番もボギーをたたくなど「ティーショットが右にいって、アイアンショットが左にいって…今日はあまりにもショットが悪すぎた」と悔しがった。

 スコアを3つ落とし、13番でようやく初のバーディー。18番は意地のイーグルで締めた。「いい時はいいけど、悪い時に踏ん張ってアンダーパーで回らないといけない。優作さんも前半、ところどころで長いパーパットを入れていた。それがないと優勝はないですね」。8月のRIZAP・KBCオーガスタに続く自身2度目の最終日最終組で明確な課題を持ち帰った。「もっともっと自信をもって、次のチャンスを待ちたい」と顔を上げた。