縄田屋(なわたや)ももか(東京・日出高1年)と須江唯加(岡山・作陽高3年)が、3アンダー69で首位に並んだ。

 縄田屋は前半、出入りの激しいゴルフだった。13番パー3で幸先良くバーディーを奪ったが、15、16番を連続ボギー。しかし、17、18番は逆に連続バーディーとして盛り返し、後半は2バーディー、ノーボギー。「ラッキーもあって、4番では10メートル以上、7番では6メートルのパットが入った」。これで一気に首位タイに躍り出た。

 「スイングを直したばかりで、最近あまり調子が良くなかった」という。本大会直前のジュニアの試合で調整し、復調につなげた。「今日はショットが良かった。短いパットが入れば、もっとバーディーが取れた」と笑った。

 ゴルフは小学6年から始めた。これまで大会での優勝経験はないが「去年はこの大会で中学生では1位だった」と胸を張る。高校生となって精神的にも成長。「今年は優勝する。そのためにはがんがんバーディーを取り、イーグルも狙う」。161センチの体から放つ平均250ヤードのドライバーを武器に頂点を狙う。